てさぐりがたり

製作記録・覚書・レポート・浮かんでは流れゆく思考の切れ端など。失敗も糧。見たこと・聞いたこと・触れたこと。

わたしの基本理念って何だろう

ひらめきラジオから、再び募集テーマが出されました。

『あなたの基本理念は何ですか?』

 

…やばい。

何がやばいって、それを今考えている真っ最中だからです。

それを考えるために、このブログを書いたり、ライフエンジンに入ったりしている訳で。

明確な基本理念なんてものがあれば頭を悩ませる時間が1日10時間くらい減ると思う。つまり常日頃ぼんやりと、大なり小なり悩んでいるのです。

 

親切なパーソナリティー様は、ありがたい事にヒントを提示してくれていました。

 

「あなたが自然と、昔から大切にしていること」

「誰に要求されるでもなく、無意識に行動基準にしていること」

 

そこを手がかりに考えてみようと思います。

 

と言っても残念なことに、後ろ向きな行動基準しか思いつきません。

私はいわゆる、優等生タイプの子どもでした。

そう言われたからやる。

後で困りたくない。

怒られたくない。

嫌われたくない。

自分にとって重要な選択であるほど、無難で安全で、人から肯定されそうな道を選びました。

 

ですがそれによって一時的な或いは表面的な安堵は得られても、いつも自分に対して自信のないままでした。

 

考えに行き詰まった私は、記憶をたぐることをやめ、実際に過去の自分に話を聞きに行くことにしました。

 

私の手元には、2004年から書きためてきた日記兼手帳が残っています。

その日記たちをクローゼットの奥から引っ張り出し、一番古いものを開きました。文庫ほどの、オレンジ色のノートでした。

 

毎日の行動や思いを書いた文章の中には、若さやあどけなさもありながら、文具や漫画が好きなこと、毎日ToDoをメモしていること、しかしその半分以下しか埋まっていないこと、早起きが苦手で睡眠大好きなことなど、今と変わっていない部分もたくさんありました。

「自分全然成長してねーな」などと思いながら読み進めると、ある単語に目が止まりました。

 

『正々堂々』

 

 

あ、これだ。そう感じました。

 

思えば、人の意向や評価を気にしながら、その視線をかいくぐるためにズルや不正をしたことはありませんでした。

言われたからとはいえ、素直に宿題をこなしたり部活に毎日出席したり、真面目にテスト勉強の予定を立てて日々取り組んだり、正面突破、正攻法で挑んでいました。

 

それゆえに突破できなかった事柄もいろいろありました。

だけど、今の私から見て、それは誇らしく思えました。

 

正々堂々。

これからも、そしてこれからは自分のために、

この言葉を背に掲げようと思います。

 

これで頭を悩ませる10時間から開放される。やったー。

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